アムウェイとは?マジヤバい?マジメに調べてみた結果

2019年5月29日

友だちから勧誘を受けたアムウェイとはどんな会社なの?よく聞く名前だけれども、実際にアムウェイとはどんな事をやっているの?

 

急に友達からアムウェイの勧誘を受けて、戸惑っているのかもしれませんね。コチラでアムウェイとは何なのか、分かりやすく説明していきますので、友だちから受けた勧誘にどうすればよいのか参考になれば幸いです。

 

アムウェイとは、マルチレベルマーケティング(MLM)というビジネススタイルで製品を流通させている、日本ではもちろんのこと、世界でもネットワークビジネス最大手の企業です。

 

ネットワークビジネスをやったことがない人でも、アムウェイの名前は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?

 

マルチレベルマーケティング(MLM)とは、日本では連鎖販売取引、マルチ商法と言われて、「特定商取引に関する法律第33条」に定義される販売形態のことなんですね。

 

よく「ねずみ講だ」とか言う方がいますが、全く別のものという事をご理解いただければと思います。

アムウェイの会社概要

 

社   名:日本アムウェイ合同会社
本社所在地:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町7番1号
電   話:03-5428-7000(代表)
U R L:www.amway.co.jp
営業開始 :1979年5月
資 本 金:50億円
従業員数 :368名(2014年12月末現在)
事業内容 :アルティコア社の系列会社からの家庭日用品等の
輸入・販売(一部製品は、日本で開発・委託製造)
販売方式 :ディストリビューターによるダイレクト・セリング(直接販売)
経 営 陣:会長 ダグラス・デヴォス
社長 ピーター・ストライダム

 

1959年にアメリカで誕生したアムウェイが、1977年、アムウェイ・インターナショナルの全額出資により、港区北青山に日本アムウェイ株式会社を設立。979年、品川区勝島で営業開始、東京流通センターおよび沖縄配送センターをオープン。

 

アメリカが発祥のアムウェイの経歴について、アムウェイの創業者のリッチ・デヴォスとジェイ・バン・アンデルがアムウェイを創業するまでを見ていきましょう。

 

アムウェイの前身

1930年代の初め、リー・マイティンガーとウィリアム・キャッセルベリーという二人の男性が、一生懸命努力して売り上げを伸ばしても配置転換や転勤などで、また別の地区で最初から同じ努力をしなければならないセールスマンの現状を見て、このシステムは不公平だと思い、その人が努力して、そして成功して得た報酬は、その人がすべて受け取るべきだという考えもち始めました。

 

そして二人がつくり上げたのが、身近な人に製品を紹介しお届けするダイレクト・セリング・システムでした。

 

現在のアムウェイの、口コミで商品を伝えていくシステムがもうこの時点で確率されていたようですね。

 

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ダイレクト・セリング・システム
独立起業主であるディストリビューターによって、
身近な人に高品質な製品を紹介し、お届けするという販売方法で、
アムウェイ・ビジネスの基本です。製品の内容をご理解いただいた上で
人から人へと製品が伝わっていくこの方法は、
個人同士の信頼の上に成り立っています。

以上アムウェイHPより

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実は「ニュートリライト」が先だった!

 

アムウェイ創立者の一人、ジェイ・バン・アンデルの親せきのニール・マースカントは、マイティンガーとキャッセルベリーの組織に入り、栄養補給食品(サプリメント)を販売していました。

 

そしてニール・マースカントはジェイに、自分が販売している製品と販売方法について説明したのです。その製品こそが、現在アムウェイの主力製品の「ニュートリライト」の栄養補給食品(サプリメント)でした。

 

ジェイとリッチはこの製品と販売方法に大変興味を持ち、マースカントのグループの一員として加わわったのです。

 

ジェイとリッチは特約販売店として独立した事業を運営し、「ニュートリライト」の製品を販売するようになりました。それは、今のアムウェイのディストリビューターと同じような立場だったのです。

 

当時のアメリカでさえ、ビタミンなどの栄養素は毎日の食事で摂るものと思われており、わざわざお金を出してまで買う人はなく、一般の小売店では全く売れなかったようです。

 

そこで、ダイレクト・セリング・システムで友達や知り合いに「ニュートリライト」の製品を販売するようになったのです。

 

アムウェイの独特の販売形態が確立され、アムウェイビジネスも順調かと思われた時、転機が訪れます。いったい何??

 

販売システムの争い

 

1950年代の初め、アメリカ食品医薬品局が、製品の効能について過剰の宣伝をしている、という理由で「ニュートリライト」を訴えたのです。

 

「ニュートリライト」は販売効率が大幅に落ちたため。栄養補給食品以外の製品として、新たに化粧品の販売を始めました。

 

しかしこれが販売システムの所有権をめぐる争いを引き起こし、マイティンガー&キャッセルベリーの組織も深刻な状況に陥りました。

そしてアムウェイの設立へ

 

ジェイとリッチは自分たちが築いてきたビジネスを守るために、1959年、自分たちの会社を設立しました。

 

これがアムウェイの始まりです。

 

これまでの経験をふまえ、パートナーシップの精神と系列を尊重することが新たな組織の基本原則として確立されたのです。

 

アムウェイ設立の話は瞬く間に広がり、「ニュートリライト」のディストリビューターたちが今度はアムウェイに興味を持ちはじめましたのです。

 

しかし、「ニュートリライト」のディストリビューターがアムウェイに移るということは、「ニュートリライト」からその販売力を奪うことになるため、当初ジェイとリッチは断っていました。

 

しかし彼らのビジネス理念「アムウェイはすべての人にビジネスチャンスを提供する」という考えから、その後、受け入れるようになったのです。

 

アムウェイは、様々な困難を乗り越え、確実にディストリビューターを増やし、更に大きく拡大していきます。

 

国際ビジネスへと展開

 

ジェイとリッチは、彼らが販売する製品について議論し、誰もが必要とし、政府の規制が厳しくなく、尚且つ売りやすい製品として「洗剤」を選びました。

 

後に「L.O.C」となる多目的住居用洗剤です。家中のどこでも使える、しかも細菌分解され、手荒れもしない、人にも自然にもやさしい濃縮洗剤です。

 

ビジネスが成功するにつれ、このビジネスは国際的に通用するのではないかと確信し、二人は1971年に関連会社をオーストラリアに設立したのです。

 

「ニュートリライト」の栄養補給食品を素晴らしい製品だと信じてきたジェイとリッチは、1972年に同社を買収します。

 

こうして、アムウェイは現在のビジネス基盤を確立していったのです。

 

米国最大の経済団体、全米商工会議所の会頭を親子2代で就任

 

創立者の一人、ジェイ・バン・アンデルが1979年、全米商工会議所の会頭に就任しました。

 

全米商工会議所とは、全米300万事業所を代表する民間経済団体で長い歴史と、大きな影響力を持っています。

 

ジェイはその米国最大の組織の会頭として力を尽くされ、そしてジェイの息子であり、現在のアムウェイの共同経営者であるスティーブ・バン・アンデルも同じく2001年に全米商工会議所の会頭に就任しました。

 

親子2代の会頭就任という経歴は非常に珍しいことのようです。

 

ジェイとリッチが始めたアムウェイのビジネスが、現在に至るまでいかに評価されているかという事実を示しています。

 

アムウェイの歴史を振り返っても、今だ走り続けているトップ企業の確固たる理念が伺え、創立者二人の思いが現代まで受け継がれているのを感じて取れますね。

 

歴史あるネットワークビジネス会社には、それぞれ創立までの歴史、商品開発、システムの構築に様々な努力をされ、現代まで多くの成功者を輩出してきました。

 

「誰に対しても平等にビジネスチャンスを提供する」

 

その理念の元、ネットワークビジネスで夢を叶えたい人たちが、ネットワークビジネスの場を生かし、そして成功を目指し、チャレンジし続けているのです。

日本のアムウェイに対する評判

 

こうしてアムウェイの歴史を見ていくと、日本の評判の良し悪しに関係なく創業者の理念や思いといったものが、脈々と受け継がれてきているのが見て取れます。

 

会社が立派でも、製品が優れていても、システムが素晴らしくても、ネットワークビジネスはやる本人の意識や思いが強く影響をしてきます。

 

日本でのアムウェイの評判は、どちらかというとマイナスなイメージが多いように見受けられますが、それは日本にアムウェイが入ってきた時から現代にいたるまで、一部のメンバーのむちゃくちゃな勧誘や、ダウンラインへの異様な圧力など、違法ともとれる行為が行われた結果なんですね。

 

アムウェイに生きがいを持っているディストリビューターもいれば、今までの歴史的背景があるので、アムウェイの評判について賛否両論あるのが実態です。

 

アムウェイそのものの販売形式は違法でもまたねずみ講でもありませんので、ネットワークビジネスで成功したい、自由な時間や将来安定した収入を得るためにチャレンジしたい!という方には、自分なりの理念を持って、世間の評判に負けることなく、ネットワークビジネスのシステムを活用するのも一つの方法かもしれません。

 

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