ネットワークビジネス売上高ランキング2019で見えた、企業側の見えない努力

2019年5月23日

ネットワークビジネスの売上高ランキング2019が、月間ネットワークビジネスから発表になりましたが、皆さんはもうご覧になりましたでしょうか?今回のランキングも、いろいろ波乱がありましたよ。ランキング2019の対象となったネットワークビジネスの企業は全部で120社。全社の市場規模は8,141億円。ディズニーランドの市場規模が約6,833億円とのニュースがありましたので、それ以上ってことですね。比較対象がちょっと違いますが・・・。

 

ともかく、その120社のうち、16社が2ケタの増収となっているようで、どうやら昨今の副業ブームの影響もありそうです。

 

では早速、1位から10位のランキングを見ていきましょう!

売上高ランキング2019 1位~10位

 

順位 社名 売上高実績(百万円) 増益率
1 日本アムウェイ 101,001 0.5
2 三基商事 55,000
3 フォーデイズ 42,477 ▲1.1
4 ノエビア 30,544 8.8
5 ニュースキンジャパン 30,000
6 アシュラン 21,500
7 フォーエバーリビングプロダクツジャパン 19,962 ▲3.0
8 ベルセレージュ本社 19,950
9 シャルレ 17,510 ▲3.1
10 モデーアジャパン 16,000

1位はやはり、不動の日本アムウェイで、ケタ違いで2019年もトップに躍り出ています。アムウェイは10年ぶりに「トリプルX」をリニューアルし、また若い層向けの「XSエクセス」に新たにスポーツ向けのラインを出した事が功を奏したようで、前期比0.5%増の1010億100万円の売上高となり、3年連続の増収につながったようです。

 

4位のノエビアも、前期比率8.8%増305億4400万円の売上高となっています。ノエビアは、あまりネットワークビジネスという印象がありませんが、代理店販売型のネットワークビジネスの会社なんですね。あの「南天のど飴」や「眠眠打破」もグループ企業なんですよ。企業規模の大きさが伺えますね。

売上高ランキング2019 11位~20位

11 モリンダジャパン 15,000
12 ナチュラリープラス 12,500 0.0
13 日本シャクリー 10,338 ▲1.0
14 高陽社 9,500
15 タッパーウエアブランズ・ジャパン 8,000 2.0
16 シャンデール 8,000
17 赤塚 7,800
18 グラント・イーワンズ 7,700
19 セプテムプロダクツ 7,500 20.0
20 イオン化粧品 7,000
20 ドテラ・ジャパン 7,000 30.0

12位のナチュラリープラスは、前期と同じ125億(月間ネットワークビジネス推定)のようで、主力の水素水「IZOMIO」をはじめ、2019年4月に「スーパールティン」がバージョンアップされさらに上質になったようです。今後の動向にも注目を集めそうですね。

 

19位のセプテムプロダクツは2ケタ20%増の75億の売上高と好調。20位のドテラ・ジャパンも30%増の70億と勢いがあります。愛用者獲得と、「ホールセール・カスタマー」制度という割引価格で製品が購入できるシステムを導入したことが、売上高につながっているようですね。また都内に、新社屋「ドテラ・ジャパンビル」をオープンさせ、ますます好調のようです。

 

売上高ランキング2019 22位~50位

22 日健総本社 6,400
23 ロイヤル化粧品 6,300
24 アライヴン 5,700 3.6
25 サンクスアイ 5,650 13.0
26 アイビー化粧品 5,624 ▲15.6
27 ニナファームジャポン 5,600 6.6
28 ザ マイラ 5,200
29 サミットインターナショナル 5,000 0.0
30 YOSA 4,800 1.0
31 TIENS JAPAN 4,800
32 ライフバンテージジャパン 4,600 7.6
33 シナリー 4,500
34 ピュア・クリスタル 4,000 0.0
34 ハーバーライフ・オブ・ジャパン 4,000
36 ペレ・グレイス 3,651 0.0
37 シナジーワールドワイド・ジャパン 3,640 50.0
38 KZ1ジャパン 3,445 0.0
39 グリーンプラネット 3,400 0.0
39 スリーピース 3,400 24.5
41 マナビス化粧品 3,100 ▲3.1
42 ARIIX Japan 3,000 10.0
43 三和 2,500 0.0
44 アミン 2,400
45 エックスワン 2,304 ▲3.4
46 サンテクレアール 2,300
47 ジュネスグローバル 2,268 8.0
48 ケイエスビー 2,250 0.0
49 ベガ 2,196 10.0
50 イオスコーポレーション 2,167 6.4

22位から50位までの企業のうち12社が増収となっています。そのうち、25位のサンクスアイ、37位のシナジーワールドワイドジャパン、39位のスリーピース、42位のARIIX Japan、49位のベガは前期比2ケタの増収を達成されました。

 

25位のサンクスアイは前期比13%増の背景には、開業3周年を迎えた台湾が前期から2倍に伸びた事があるようです。海外でネットワークビジネスを展開することで、56億5千万円の売上高を達成したようです。サンクスアイのように、日本企業が海外に進出し展開する企業が増えてきており、特に今後は、アジアでの拡大が期待されそうです。

 

また、42位のアリックスも、前期比10%増の30億円を達成。クオーレとユニヴェールのネットワークビジネス事業を統合したことや、現場のサポートやコミュニケーションのスキルアップに力をいれたことで、上位タイトル達成された方が2倍に増えた結果のようです。

 

47位のジュネスグローバルは、前期比8%増の22億6800万円。主力のスキンケア「ジュネスルミネス」とサプリメントの「リザーブ」をバージョンアップさせたほか、新製品の「M1NDマインド」の発売など、製品を充実させたことで売上高につながったようです。また、2018年12月にリーダー育成やトレーナーの輩出を目的とした「トレイン・ザ・トレーナー」といったいくつかの内容別のトレーニングを展開したことで、新規会員登録数が、前月の約3倍にまでなったようです。

 

今回のネットワークビジネス売上高ランキング2019年の結果を見ても、増収増益を上げてる企業は、何かしらの努力を積み重ねている背景が見えてきます。会員数を増やし、売上高を上げ続けていくには、企業側も会員の人たちも相当な努力をされて、そしてその積み重ねが結果となって結び付いている、そんなランキング結果だったように思えます。

 

副業元年から令和へと、何かしらの副業を模索されている人達が今、何を選ぶべきなのか、問われる時代になっている気がします。。ネットワークビジネスもその手段の一つとして考えている人達をどう取り込むか、2019年度も企業の努力がネットワークビジネス業界のさらなる活性化へと繋がっていくことでしょう。

 

 

 

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